カレンダー印刷で満足度の高い仕上がりとするためには、様々な知識を得ておく必要があります。例えば使用する印刷用紙に関する知識も得ておくことが大切です。一般的に卓上型のような書き込みができるタイプのカレンダー印刷ならば、光沢を抑えたマット系の用紙を使うのがベストです。インキが沈み込むので写真を鮮やかにすることはできませんが、鉛筆やボールペンなどあらゆる筆記具での書き込みが簡単に行えるようになります。
また仕上がり具合によっては高級感を演出することもできます。少し厚みのある紙を使うことで、繰り返し書いたり消したりすることも可能となります。逆に壁掛け式のカレンダー印刷ならば、コート系の光沢のある紙の方が、写真が綺麗に印刷できます。ツヤが出るので風景写真などは美しい仕上がりとなります。
書き込みには不向きとなりますが、長く飾っておいても劣化が少なく、長持ちするようになります。このように用途に応じてカレンダー印刷の用紙を適切に選ぶことで、配布先にも喜んでもらえることになります。他にも様々な種類の紙があるので知っておくと便利です。例えばマット系にエンボス加工を施したものは、さらに高級感を演出することになります。
あるいはコート系よりもさらにツヤ感を出すならば、アート系の用紙が効果的となります。このように紙の質感をうまく活用することにより、企業の宣伝ツールとしてカレンダーの用途を広げることも可能となります。